2017年04月10日

[6788]日本トリム あやしい水素水セミナー2

我が社に(株)日本トリムの水素水セミナーがやって来た。

昼休みに、水素水で調理したお弁当とペットボトルの水素水付きのセミナーが開かれたので参加してみた。

内容は、でんじろう先生の科学実験の様な内容で、いろいろな物に水素水を混ぜて色が変化することを実験する内容です。

試薬である、過酸化水素水(オキシドール)などは、新品でインチキ無しという証拠でフィルムの封を切って見せたり、比較対象となる伊藤園のボトル水素水は、その場で開封したというカチッという開封音を聞かせたり、使用する水道水は、総務担当課長の厳重な監視の下、社内の水道水をくんで来たとか、あらゆる実験道具に対して公平さを見せているのですが、ひとつだけ違うのが、実験に使用するペットボトルの水素水です。

日本トリムは水素水のサーバーを販売しているだけで、水素水その物を販売しているわけでは無いのでおかしいなと思ったら、ペットボトルには非売品と記載されていました。

つまり、実験に使用しているペットボトルの水素水は非常にアルカリ性の高い電解水を使用しているのだと思います。試しに「お弁当についている水素水の濃度と実験に使っている水素水の濃度は同じでしょうか?」と意地悪な質問をしてみたところ、担当者は一瞬固まったあと、しどろもどろで、最初はお腹を壊すので薄い濃度から初めて、徐々に濃度を上げていきますなんて回答をしていました。

実験用の水素水に、スーパーで買って来たプチトマトを入れると、水が真っ黄色になりますので、相当濃度が高いのだと思われます。伊藤園のボトル水素水で変化のない水が、日本トリムの水素水で見事に変化するわけです。

実験が終わると、各自に申込書とボールペンが配られ、いまサーバーの契約をすれば金利がゼロになると、強引に契約をすすめますが、誰も契約する人はいませんでした。

2017_04日本トリム水素水セミナー

昨年末に、国民生活センターから発表された内容として、水素水各社に水素水に期待出来る効果を問い合わせたところ、各社が「喉の渇きを癒すこと」と回答したことは有名で、日本トリムも指摘を受けて、広告の誤解を招く表現(健康保持増進効果)の訂正をしています。

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turnip06 at 23:11│Comments(0)TrackBack(0) その他 

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